高真空N&H工法の概要

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ボタン 高真空N&H工法−改良型 真空圧密工法−の概要
N&H工法は、20世紀半ばにスウェーデンで開発された真空圧密工法を、丸山工業株式会社が、わが国で初めて1992年に実用化したものです。真空圧の下で損失水頭の少ないドレーン(プラスティックドレーン)、漏気しない気密シート(塩化ビニール製)―などの部材を改良し、水平ドレーンや真空駆動装置、真空圧密システムを開発・導入し、最新の施工システムによって高品質・短工期・低コスト、周辺環境に及ぼす影響の低減―などを実現した画期的な工法です。豊富な実績に裏付けられた「特有な技術システム」「ノウハウ」「人材」などが、N&H工法の高品質を支えています。

真空圧密技術協会は、1999年の発足以来、工法の普及と技術開発に努めながら市場を拓き、より高い真空圧の保持を目指してきました。その結果、2002年、高真空N&H工法の開発に成功。また、複数の特許を取得しています。真空駆動装置で生産した真空圧(減圧)は、地表面に敷設した有孔集水管・気水分離タンク・水平ドレーン、鉛直ドレーン(プラスティックドレーン)などの経路を通って、地盤に作用し続け、軟弱地盤に含む水を強制的に排出します。これが基本原理です。高真空N&H工法は、軟弱地盤における安定の問題を解決し、残留沈下の解消を目指しています。
ボタン 高真空N&H工法の施工イメージ図
ボタン 従来型N&H工法と高真空N&H工法との違い
ボタン 高真空N&H工法のメリット
これまでの地盤改良工法では、工期、コスト、改良効果、環境への影響など多くの問題が指摘されていました。
高真空N&H工法ではその一つひとつが解決されています。
ボタン 高真空N&H工法の施工手順
改良する地盤を調査し、範囲、深度等の設計検討。
現地盤の整地を行ったのち、いよいよ施工開始です。
ボタン 高真空N&H工法の用途
高真空N&H工法は高含水比の粘土、腐植土、泥炭、シルトなどを含む軟弱地盤全般に適用できます。
ボタン 改良型真空圧密工法  標 準 仕 様 書  2004/12/10
「工事の仕様書を作成するための参考資料」として,特許工法である「N&H強制圧密脱水工法」(以下,高真空N&H工法という)における,特殊な材料・装置,真空設備の組立て,気密性の確保,動態観測,改良地盤の品質評価,「品質管理基準の策定」,「品質管理目標」,盛土の安定管理,特異地盤の取扱,などに関わる標準仕様書を提示します。

設計・積算・工事発注・工事管理などに,ご活用ください。
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ボタン Q&A

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